医薬分業の急速な進展により、調剤薬局が受け入れる処方せん数はもちろん、受け入れ先医療機関の増加、医薬品や処方内容の多様化など、調剤業務の負担が増しています。調剤過誤事例も多く報告されるなか、作業手順そのものを再検討することで、ミスの入り込む余地のないワークフロー構築が求められます。
当社のPic-Cheは上位システムと連携し、バーコード読み取りによる照合を行うとともに、当社機器と連動することで、より安全で効率的な業務を支援します。
類似する薬品名や二重取り、成分量での取り間違いなど、過誤のなかでもっとも多いとされるヒューマンエラーを未然に発見し警告します。
お客さまの声を基に設計し、開発したピッキング支援システムが、現場での正確で柔軟な運用をご提案します。
● 一包化の際の手撒き調剤を伴う薬剤のピッキングにも対応しています。
● 水剤、散剤、全自動錠剤包装機から払い出す薬剤を画面に表示させないなど、
効率の良い作業をサポートします。

● 通常調剤・先行調剤・並行調剤※や予製剤の調剤にも対応。
● お客さまごとの運用に対応できる柔軟なシステムで、確実なピッキング業務をサポートします。
※通常調剤:処方せん入力後のピッキング作業。 先行調剤:処方せん入力完了前のピッキング作業。 並行調剤:一つの処方せんを複数端末での同時ピッキング作業。

● 抜群の読み取り能力でストレスを軽減、カスレ、汚れのあるバーコードも高確率で読み取ります。
● 2mの落下試験をクリアーした堅牢設計です。


薬剤の成分違いや同一薬の取り間違いや二重取りなど、ピッキングに誤りがあった場合は、警告画面、警告音、バイブレーションでお知らせします。
充填する薬剤パッケージのバーコードと棚のバーコードの双方を読み取ります。また、ピッキング作業中に薬剤充填が必要になった場合、充填モードに移行できます。もちろん、それまでのピッキング作業は自動的に一時保存されます。
調剤途中で、後発医薬品への変更等が発生した場合でも柔軟に対応できます。新たな処方に基づいて作業継続できるのはもちろん、棚に戻すべき薬剤も表示します。
約37,000件のJANコード※、薬品マスターを搭載しています。薬品マスターに登録されていない薬品は新規登録できるほか、JANコードに変更があった場合、新コードを登録することで、薬品マスターの更新ができます。※2010年8月現在
すべての調剤履歴は制御PCに保管され、CSV形式で出力できます。出力されたデータは、表計算等のソフトを使用し、加工することでお客さま独自での活用が可能です。
独自のフレームマウント構造を採用し、万が一作業中に落としても大丈夫です。また、液晶ディスプレーの表面が傷つきにくいハードコートパネルを採用することで、堅牢な設計ながら、190gの軽量化を実現しています。
| ピッキング支援システムPic-Che(ピクチェ) | |
|---|---|
| 型式 | CK-OP1S1 |
| 外形寸法 | 幅:50.5mm 奥行:159mm 高さ:30.3mm |
| 本体重量 | 約190g |
| ディスプレー | 2.2型 TFTカラー液晶 65,536色 |
| バックライト | 高輝度白色LED |
| 入力 | 十字キー1個(4方向)、トリガーキー2個、ファンクションキー3個、多機能キー2個(L・R)、データ入力キー(テンキー、ENTキー、クリアキー、マイナスキー、小数点キー)14個、電源キー1個 |
| 登録可能薬品数 | 制限なし |
| 同時接続可能台数 | 10台(これを超える場合は別途ご相談ください。) |
| 同梱品 | クレードル、標準充電池、ネックストラップ、無線LANアクセスポイント、先行調剤用ラベル、ラベル貼付用プレート |
| オプション | ラベル用モバイルプリンター、増設用ハンディターミナル、標準充電池(予備) |
| ※通信を行う為に、制御PCが必要となります。詳しくは当社営業担当にお問い合わせください。 | |
先行調剤カードの使用で、調剤業務をより効率的に活用できます(1)先行調剤画面で先行調剤カードをスキャンし、ピッキングバケットに投入します。
(2)Pic-Cheを使用し、処方せんと付き合わせながら薬剤のピッキングを行います。
(3)処方入力後、照合画面で先行調剤カードをスキャンし、受付番号を指定して、処方データと照合を行います。
使用者IDのバーコード化で、速やかに作業をスタートできます。使用者IDをバーコード出力し、IDカードを貼付しておきます。バーコードを読み、使用者を確定し、スムーズに作業が始められます。
予製剤マスター登録も可能です。複数薬剤の軟膏などを予製剤マスターに登録することで、予製調剤に対応します。予製剤バーコードを出力しておき、予製剤の払い出し時は、バーコードを読み取ることで処方内容との整合を取ります。予製剤作成時には、予製剤マスターをもとに薬品の取り間違いをチェックします。
先行調剤カード運用チャート
より柔軟な運用が可能になるバーコードプリンター。