年を追うごとに高度化する調剤業務、複雑化する服薬指導内容。さらに近年は、高齢者の増加にともない、より適切な服薬指導が望まれています。
このような中、調剤業務においても自動化できる部分は積極的に機械を導入、真に人手を介さなければならない部分にマンパワーを集中するという選択が、必要ではないでしょうか。
高園産業のEser<イーサー>は、錠剤やカプセルを高い精度で安全に一包化する、全自動錠剤包装機です。
一包化によって、服薬のたびにお薬を探したり数えたりする煩わしさから、患者さまを解放。さらに分包紙に服薬時間や注意事項をわかりやすくカラー印字できるため、服薬ミスも防ぐことができます。
また、カラー印字・パターン印字を診療科目などに設定することで、薬局・病院内における視認性、指導性の向上などのメリットも期待できます。
しかも、全自動錠剤包装機Eserは、スリムなボディを実現。錠剤カセッター数も128、256、352と3つのシリーズをご用意。あらゆる調剤薬局・病院のニーズに対応し、無理なく設置していただけます。
奥行きわずか600mmのスリムボディは、調剤台と同じ奥行き。効率的な動線と、ゆとりある空間を確保しながら、毎分60包のスピード処理を実現。最大分包数も999包まで可能です。
薬剤の落下、搬送、封入ルートに細心の配慮を払っています。たとえば、落下・通過ルートを細分化し、錠剤同士のぶつかりやハネを最小限にとどめています。通路、ホッパーシュート、ホッパーバルブなどには特殊ゴムを採用。さらに、錠剤が接触する部分すべてに帯電防止処理を施し、微粉末や塵埃に対応。
安定した分包のために特許を取得した特殊な攪拌ローラーを採用しています。
用法ごとにラインパターンの変更や色分け(赤・緑・青・黒)など、さまざまな応用ができる、カラー印字に対応しています。また、用法などを、文字だけでなくイラストレーションを交えて印字することも可能。安心・確実な服薬指導をお手伝いします。各カラーの印字範囲は固定になります。詳しくは当社営業担当までお問い合わせください。

錠剤カセッター上部は、薬剤が確認しやすい透明素材。カセッターはすべて同一サイズで、配置の変更・追加も容易です。さらに、使用量の多い薬剤は3カセッターまで登録可能。医療現場を熟知した高園産業ならではのノウハウが活かされています。
分包作業中に錠剤がなくなると、充填が必要なカセッターを正面に回転させ、LED表示がカセッター位置を示します。薬剤補充が素早く行えるほか、手や袖の挟み込みを安全装置が未然に防ぎます。
分包紙への印字用とは別に、ジャーナルプリンターを標準で装備。分包内容、エラー情報、在庫量警告薬剤一覧などを、わかりやすくプリントします。
MTUユニットを引き出すことで、MTU分包や、カセッター内の薬剤との合包分包が可能です。MTU調剤保留割込機能を搭載し、効率的な調剤をサポートします。 (ES-352J1、ES-256J1は66マス。HP-j128HS・GPは48マス。)
薬剤の大敵、湿気を取り除く除湿機能を、本体内に搭載。シースルー・ドレンボックスなので、排水時期も一目でわかります。
ES-352J1、ES-256J1のみ
細かな切り込みが入ったTEXダイヤマット分包紙を採用。患者さまがどこからでも開封でき、より一層使いやすくなりました。
全体が引き出せるMTUユニット、簡単に取り出せるトップタブレットやアンダータブレットなど、掃除やメンテナンスが容易に行える設計です。
あらかじめ錠剤1錠の係数を登録しておくことで(当社フォーマット)、1包内に入る薬剤種・錠数に応じた無駄のない分包幅が自動的に設定されます。印字も、分包幅に対し自動的にサイズ変更されます。
| 全自動錠剤包装機 Eser | |||
|---|---|---|---|
| 名称 | 全自動錠剤包装機 Eser-352J1 | 全自動錠剤包装機 Eser-256J1 | 全自動錠剤包装機 Eser HP-j128HS・GP |
| 型式 | ES-352J1 | ES-256J1 | HP-j128HS・GP |
| 外形寸法 | W1,200×D600×H2,180(mm) | W1,200×D600×H2,127(mm) | W600×D600×H1,825(mm) |
| 本体重量 | 約480kg (錠剤カセッターは含みません) |
約460kg (錠剤カセッターは含みません) |
約250kg (錠剤カセッターは含みません) |
| 使用電力 | AC100V±10V:50/60Hz | ||
| 消費電力 | MAX800VA | MAX400VA | |
| ヒーターOK時間 | 約3分 | ||
| シール方式 | 圧着シール方式 | ||
| 入力装置 | シートキースイッチ | ||
| 表示 | LED | ||
| 錠剤検出方式 | フォトセンサー | ||
| 錠剤供給方式 | 自由落下 | ||
| 印字装置 | 熱転写(4色カラー印字対応) | ||
| 手撒き装置 | MTU 66マス | MTU 48マス | |
| 収納錠剤カセッター | 352個(Mカセット) | 256個(Lカセット) | 128個(Mカセット) |
| 錠剤カセッター種 | 1種(収納量:1カセッターにつき 0号カプセル約100錠) |
1種(収納量:1カセッターにつき 0号カプセル約300錠) |
1種(収納量:1カセッターにつき 0号カプセル約100錠) |
| 分包サイズ | 70×90・80・70・60mm(自動選択可能) | ||
| 分包方法 | 連続/繰り返し | ||
| 錠剤種 | 20種/1処方(MAX) | ||
| 錠剤数 | 99錠/1処方(MAX) | ||
| 分包速度 | 60包/分(MAX) | ||
| 充填 | LED表示 | ||
| 増設 | コントローラー1台につき4台まで増設可能 | ||
| ジャーナルプリンター | 赤黒2色印字 | ||
| GP印字装置 | 黒1色印字または4色カラー印字 | ||
| 除湿機 | 内蔵 | ||
| 適正包装材料 | 当社指定各分包紙(半折紙)(グラシン紙、TEXダイヤマット紙) | ||
| オプション | バーコードリーダー(MTU指示書の読み込みに使用)・MTU指示書プリンター・無停電電源(コントローラー用)・充填チェッカー・耐震対策用転倒防止足・Iボルト | バーコードリーダー(MTU指示書の読み込みに使用)・MTU指示書プリンター・無停電電源(コントローラー用)・充填チェッカー | |
■受付番号、患者さまID(患者さま名)、誕生日、診療科などのなかから、必要な入力項目だけを選んだカスタマイズ設定が可能です。
■分包機のエラー状況、カセッターの在庫量を表示するインジケーターを採用。処方入力しながらEser本体の状況が把握できます。
■手撒き(MTU使用)薬剤名を、色を変えて表示できます。
■手撒き内容をジャーナルプリンターから印字してスムーズな作業が行えます。さらにバーコードリーダー(オプション)とMTU指示書プリンター(オプション)を用いれば、手撒き分包を後回しにしたときよりもスピーディーな作業が可能になります。
■1日8回までの服用時点の分包、隔日投与にも対応するなど、幅広い処方に対応しています。
■さまざまな分包、印字、カッターのパターン設定が可能。それらを統合してコード化でき、毎回設定する必要もありません。
■処方確定した患者さまの薬歴のカレンダーを表示、出力、変更できます。
■非実装薬剤を含むすべての薬剤について、過去1年間の使用量を日単位で記憶、任意の期間で集計できます。
■カセッターごとに在庫警告数を登録でき、それを下回ると、処方登録や分包モニター画面にお知らせ。ジャーナルプリンターからお知らせすることもできます。
■在庫警告数を下回っている薬剤の一覧をジャーナル印字可能。充填が容易に行えます。
分包紙に服薬メッセージなどを簡単・スピーディーにプリント可能。患者さまの誤飲予防、調剤業務の効率化などに貢献します。
用法ごとにラインの色分け、病棟ごと・病室ごと・処方ごとなどのパターン分け、注意喚起など、よりわかりやすい服薬指導をお手伝いするカラー印字が可能です。
文字の拡大・縮小が自由自在。拡大文字もギザギザにならず、読みやすく印字できます。
お好きな画像やイラスト、薬局のロゴマークなどを印字できます。
印字可能な画像は、モノクロビットマップ形式に限ります。第三者が所有する著作権ならびに商標権、その他知的財産権を無断で複製ならびに使用することは法律で禁止されております。印字に使用される画像については十分ご注意ください。
使用頻度の高い103パターンの用法画像、単色10種類、カラー35種類のライン画像をあらかじめ搭載。表現豊かな印字が簡単に実現できます。

印字の方向を、左90度に回転させることも可能です。より多くの情報やメッセージを印字したい場合に便利です。
画像は90度、180度、270度の回転が可能です。詳しくは当社営業担当までお気軽にお問い合わせください。

ブラックのみ60mm幅と32mm幅、カラー60mm幅、3種類のインクリボンをご用意。とくに60mm幅は、より多くの情報が伝えられます。
カセット式インクリボンをワンタッチで取り付け、取り外し可能。印字装置ユニットは手前に引き出せますので、交換作業やお手入れも簡単です。

・充填時にカセッターと薬剤箱のバーコードを照合することにより、充填ミスを防ぎます。
・充填後に、充填記録をジャーナルプリンターより印刷します。
・充填画面では薬剤のロット番号や使用期限も入力可能で、またそれらの情報は、コントローラー内に履歴として保存されます。
| コントローラー 仕様 | |
|---|---|
| 制御機器 | Windows®※1 |
| 表示装置 | 17インチ液晶(デスクトップ型パソコン時) |
| 処方入力 | 全処方入力可能 |
| 自動解析 | 縦割解析可能 |
| 分包待ち処方 | 無制限 |
| 登録処方 | 無制限 |
| 一患者あたりの処方数 | 診療科数×自由設定 |
| 処方呼び出し法 | 患者さまID・患者さま名・生年月日(一覧画面表示) |
| 処方内容印字 | ジャーナル・薬包(前空包部印字) |
| 薬剤登録数 | 無制限 |
| 薬剤ソート | コード順・薬剤名順 |
| 集計 | 日計・累計 |
| 在庫量 | 残量自動計算 |
| 用法登録数 | 無制限 |
| 一括処理 | 処方タイプの指定により一括分包を行う |
| ホスト接続 | 可能 ※2 |
| オプション | 薬袋出力機能・薬情出力機能・ピッキング支援機能 |
| ※1: デスクトップ型パソコン(標準)またはノート型パソコンから選択。 ※2: 別途費用が必要。ホストの種類によっては接続不可能な場合もあります。 |
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前用、後用があります。(HP-j128HS・GPを除く)
